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毎日新聞 2006. 1. 8

座るか座らないか、もちろん個人差があるところだろうが、同一人でも環境の違いでスタイルが変わることがあるのではなかろうか(私の場合、正にそうである)。
まず、(1)じぶんちか、(2)よそんちか、(3)パブリック(細かく云うとこれも、レストラン等か公園等かで大きく違ってくるが)かで変わってくる。 その変わりようも、各人により様々であるに違いないが私の場合は、(1)ではほぼ座り、(2)では50%程度座り、(3)では絶対に座らないであろう(推測でしか言えないのは、 公園の洋式便器は使用した経験がないからである)。 (1)・(2)でのスタイルが100%確立していないのは、次のような理由からである。 (1)で稀に立位をとるのは、既に外出着となっている場合、(2)ではその便器の綺麗さ(というより汚さ)の判断で立位をとらざるを得ない場合があるからである(もちろんこの際、 万一飛び散った”水滴”はペーパーで拭取るなどの後始末をすることはいうまでもないが)。 (3)で座らないだろうと思うのはもちろん、このての便器は既に相当汚れているものという先入観があるからに他ならない。よく似たパターンの人も多いのではないかと思うが。

話は変わって、小便の際に”モノ”をどこから(下穿きの)出すかという問題がある。
これについてはメジャー(?)なTV番組”探偵ナイトスクープ”で2・3年前に取上げられていた。 つまり、”小窓”から出すのか、どちらか片方の足に沿った横から出すのか、はたまた取材の中で出てきた新たな方法、ズボンごとズリ下げて上から出すのかを街頭突撃取材したのである。
記憶が定かではないが、その割合はほぼ同じくらいではなかったかと思う。 上から出すという行為はパブリックなスペースではちょっと辺りが憚られ、私自身は納得できかねるところであったが、 上記番組では下着大手メーカ「グンゼ」の社員さえも”横”はともかく”上”が一般人同様3割程度存在したことに驚いた記憶がある。 さらに同社社員、3人程度ずつ上記3種の方法で”モノ”を出しっこし、どの出し方が一番早く臨戦体制になれるかを競わせていた(”上から”が勝利したかと思うが)。
放映を見た際には思い至らなかったことであるが”上”からが発生した要因に、ジャージ着用の一般化があるのではないかと近頃考えるようになった。
ジャージというのは、縫製・形態安定の難しさ(生地の性質上)、コスト低減のための製作工程省力化等からなのか、”モノ”を出すための”小窓”がない。したがって止むを得ずズリ下げて「上」から出さざるを得なくなったのではなかろうか。
※ 上記の”探偵ナイトスクープ”であるが、「ナイト」は「Night=夜」ではなく「Knight=騎士」の「ナイト」である。

− 荒牧 千e Aramaki Kazuhide −
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